抄録
本発表では、広範囲の画像を素早くセンシングするために、カメラを投げ上げて撮影することを提案する。カメラを投げ上げることで、今まで撮影することの難しかった映像、たとえば撮影者の頭上から撮影した画像などを簡単に得ることができると考えられる。撮影には高フレームレートカメラを用い、より多くの情報を取得することを目指す。また、画像統合の一例としてイメージモザイキングを行い、投げ上げカメラにより実環境のセンシングが行えることを確認した。さらに、カメラの高速性が必要であることを検証する実験を行い、その必要性を確認した。