映像情報メディア学会技術報告
Online ISSN : 2424-1970
Print ISSN : 1342-6893
ISSN-L : 1342-6893
セッションID: HI2009-5/ME2009-5/AI
会議情報
特異形状を含む3次元モーフィングモデルの作成法と印象操作に基づく造形物デザイン(ITS画像処理,映像メディア及び一般)
稲葉 善典河内 純平伊師 華江行場 次朗赤松 茂
著者情報
会議録・要旨集 フリー

詳細
抄録
本研究では,3次元物体の視覚印象に影響するパラメータを,既存形状に対する印象評定結果に基づく計算によって決定する手法の可能性を探る基礎検討を行った.3次元物体の一例として自動車のボディを取り上げ,異なる車種のプラモデルの形状をレンジファインダで計測し,各形状を表現した多次元ベクトルに主成分分析を適用することで,形状の多様性を少数のパラメータで表現できる3次元モーフィングモデルを求めた.形状の事例が与える視覚印象を一対比較法で定量化した結果から,視覚印象を操作するパラメータの変位を求める予備実験を行い,心理実験によってその効果を検出することで,3次元物体デザインでの印象操作に対する本アプローチの有効性を確認することができた.また,既存のモーフィングモデルが前提とする多次元ベクトル表現に適合しない特異形状の物体を取り込むことで,モーフィングモデルが表現しうる物体の多様性の幅を拡大する手法を提案した.
著者関連情報
© 2009 一般社団法人 映像情報メディア学会
前の記事 次の記事
feedback
Top