映像情報メディア学会技術報告
Online ISSN : 2424-1970
Print ISSN : 1342-6893
ISSN-L : 1342-6893
セッションID: 3DIT2013-25/IDY2013-
会議情報
超多眼立体表示による調節範囲の拡大(立体映像技術一般)
水科 晴樹中村 淳也高木 康博安藤 広志
著者情報
会議録・要旨集 フリー

詳細
抄録
従来の立体表示方式では調節と輻輳の刺激が一致しておらず,この矛盾が立体映像による疲労や不快感の原因であると指摘されている.調節と輻輳の矛盾を解消する手段として超多眼表示がある.本研究では超多眼表示された立体像に対する調節・輻輳応答の同時計測を行うことで,調節・輻輳矛盾が超多眼表示によって解消されるかどうかを評価した.その結果,超多眼表示では従来の二眼式立体表示と比べて調節の可動範囲が拡大し,結果的に調節・矛盾が軽減されることが明らかになった.
著者関連情報
© 2013 一般社団法人 映像情報メディア学会
前の記事 次の記事
feedback
Top