抄録
近年,自動車保有台数の増加に伴い,交通事故・渋滞・環境汚染等の道路交通問題が深刻化している.特に交通事故は,ドライバーの脇見や疲労,居眠り等の漫然運転が大きな原因となっている.本研究はこのようなドライバーの漫然運転を防止するために,ドライバーの顔特徴点の動きから漫然運転を判断して警告するシステムを目指す.従来の顔特徴点検出にはRGB画像が用いられることが多いが,RGB画像は環境光の影響が大きく,環境光の変化が大きい車内では安定した特徴点の検出が難しい.本稿では照明の変化に影響されない距離データを用いた顔領域および鼻領域の検出を行う.