映像情報メディア学会技術報告
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セッションID: ME2013-20
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魚眼レンズを用いた没入型映像提示の歪み補正手法の検討(学生研究発表会)
松嶋 一浩武藤 裕也佐藤 美恵
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抄録

鑑賞者の周囲をスクリーンで囲み,そこに映像を投影することで,あたかも映像の中に入り込んでいるかのような感覚である没入感を,鑑賞者に与えることができる没入型映像提示に関する研究が行われている.没入型映像提示には,特殊なスクリーンや多数のプロジェクタが必要とされている.その中で,プロジェクタの前に魚眼レンズを設置することで,1台のプロジェクタで没入型映像を提示することが可能であることが報告されている.しかし,魚眼レンズによる投影面上の歪みは,中心から遠ざかるほど歪みの度合いが強く,投影面が複雑な形状である没入型提示環境において,歪みを除去しきることは難しい.そこで本研究では,歪みのない没入型映像提示を目指し,様々な幾何補正手法を検討する.

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© 2013 一般社団法人 映像情報メディア学会
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