映像情報メディア学会技術報告
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セッションID: AIT2014-95
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プロジェクション・マッピングを容易にするための赤外線による深度検出(ポスター(可視化・オーディオ・システム),映像表現・芸術科学フォーラム2014)
藤本 凱正平山 亮
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抄録

空間的な映像演出が可能なプロジェクション・マッピングがエンターテインメント分野で盛んである.プロジェクション・マッピングでは,立物体の形状に添った映像をプロジェクタで投影する.しかし,プロジェクタと立物体の位置関係を正確に合わせる必要があるため,画像の変形とプロジェクタの設置に多大な時間がかかる.この所要時間の削減のため,赤外線による深度検出を使い深度情報をもとにスクリーンとなる立体物をコンピュータ内部に作成する.赤外線による深度検出には,Kinectを使用した.結果として,Kinectから得られた深度情報とRGB情報をもとにスクリーンとなる立体物をコンピュータ内に作成することができた.これにより,プロジェクション・マッピングにおけるプロジェクタの設置が容易になった.

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© 2014 一般社団法人 映像情報メディア学会
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