抄録
建築物や立体に投影するプロジェクションマッピングが,映像コンテンツの新たな表現として注目されている.その制作には,任意の立体だけに映像を投影するための正確なマスク画像の作成が必要である.本研究では,画像からマスク画像を自動生成する2つの手法を考案し,新たなプログラムの開発を行った.前者はプロジェクタとほぼ同位置からオブジェを撮影し,シルエットを抽出してマスクを自動生成するもの.後者は壁面に投影されたオブジェの影を抽出してマスクを作成する手法である.2つの美術展においてアルミフレックスチューブを曲げたオブジェを作成し,これらの手法を用いてプロジェクションマッピングによるメディアアートの制作を行った.