映像情報メディア学会技術報告
Online ISSN : 2424-1970
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40.32 情報センシング
セッションID: IST2016-43
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適応ゲイン型カラムADCと積層構造を用いた830万画素480fpsグローバルシャッタCMOSイメージセンサ
*加藤 祐理大池 祐輔秋山 健太郎ルォンフォン新妻 渉加藤 昭彦佐藤 守中村 渉城下 寛司坂野 頼人北野 良昭中村 卓矢遠山 隆之岩元 勇人江崎 孝之
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抄録

830万画素を毎秒480フレームで読出し可能な,グローバルシャッタを備えた,スーパー35mmフォーマットのCMOSイメージセンサを開発した.新規開発した適応ゲイン型カラムADCを搭載して923mVの信号振幅に対して140µVrmsのノイズレベルを達成した.本ADCはオンチップのゲイン補正回路を用いて,ゲイン切り替え時の非線形性を0.18%以下に抑えた.また,4.752Gbps×16chの出力インタフェースが搭載されたロジックチップを,センサチップ上に38k個のマイクロバンプを用いて積層し,高速な信号出力を可能にした.

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© 2016 一般社団法人 映像情報メディア学会
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