映像情報メディア学会技術報告
Online ISSN : 2424-1970
Print ISSN : 1342-6893
ISSN-L : 1342-6893
41.06 放送技術
セッションID: BCT2017-34
会議情報

次世代地上放送に向けたLDMの適用に関する一検討
*佐藤 明彦宮坂 宏明朝倉 慎悟蔀 拓也白井 規之成清 善一竹内 知明中村 円香村山 研一岡野 正寛土田 健一中原 俊二
著者情報
キーワード: 地上放送, OFDM, FDM, LDM
会議録・要旨集 フリー

詳細
抄録
筆者らは,放送サービスの高品質化および高機能化に向けて,次世代地上放送の伝送方式を検討している.伝送耐性の異なるサービスを配信する階層伝送方式について,現行の地上デジタル放送と同じFDMの適用を考えている.FDMにおける移動受信向けの階層では,伝送耐性を高くするために伝送容量の低い変調方式を用いるため,固定受信向けの階層と比較して電力の利用効率が低くなる.これに対し,ATSC3.0で採用された階層伝送方式の一種であるLDMを移動受信向けの階層に適用することができれば,電力の利用効率が高まり,方式全体として伝送容量の向上を見込むことができる.本報告では,FDMとLDMを組み合せた階層伝送方式について,LDMで多重した階層における移動受信サービスの実現性を評価するため,計算機シミュレーションにより移動受信特性を求めた.空間ダイバーシティを用いることで,LDMを適用した階層についても移動受信サービスを伝送できる可能性を確認したため,この結果を報告する.
著者関連情報
© 2017 一般社団法人 映像情報メディア学会
前の記事 次の記事
feedback
Top