映像情報メディア学会技術報告
Online ISSN : 2424-1970
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41.05 マルチメディアストレージ/コンシューマエレクトロニクス/ヒューマンインフォメーション/メディア工学/映像表現&コンピューターグラフィックス
セッションID: MMS2017-21
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動揺認知量と動揺不快度の基本的関係
*蓼沼 眞
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抄録
視聴者の身体に悪影響を及ぼす恐れのある画面動揺を含んだ映像については,これまで不快度を基準としてこれを推定する方法を研究開発してきた.しかし,動揺映像の物理的特徴量から不快度を直接推定するのでは,推定誤差の低減に限界があったため,不快感が生じる前段階の心理指標として「動揺認知量」を新たに導入し,この動揺認知量と映像の物理的特徴量とを用いて動揺不快度を高精度に推定することを目標とした.今回,様々な評価実験を行った結果,動揺認知量と動揺不快度において,動揺周波数や動揺継続時間,動揺領域の形状,および視野面積の影響がどのように異なっているのか明らかになった.
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© 2017 一般社団法人 映像情報メディア学会
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