主催: 放送技術
会議名: 放送技術
開催日: 2018/01/18 - 2018/01/19
近年,高速データ通信や地中探査レーダなど,多様なアプリケーションに対応する広帯域で小形なアンテナが求められている.広帯域アンテナの例としてボウタイアンテナがあり,様々な形状の変化により小型化・広帯域化が可能である.本報告では従来の曲線状折返し構造ボウタイアンテナ及び曲線状折返し構造折曲げボウタイアンテナに反射板を付けた場合のインピーダンス特性及び放射特性を比較,検討する.反射板付き折返し構造折曲げボウタイアンテナでは,反射板との距離を80mm程度確保すれば広帯域特性を維持できることがわかった.また,反射板により,1500 MHzにおいて利得が低下することを確認した.