草と緑
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目的に応じて植生を変える管理方法-生物多様性への 配慮が必要となった場合を例に
山田 晋 中山 祐一郎
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ジャーナル オープンアクセス

2024 年 16 巻 p. 13-26

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抄録
本稿では,雑草植生が変わる・変えられるということについて,その事例やメカニズムを紹介した.まず,現に農地管理において生物多様性の保全や創出に大きく舵を切ったヨーロッパの事例を紹介し,日本の水田雑草に含まれる絶滅危惧植物の保全策のあり方との比較を行った.続いてそれらを踏まえ,日本において身近な自然の管理に生物多様性への配慮が必要となった場合を例に,鍵となる考え方や事例を紹介した.
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© 2024 特定非営利活動法人緑地雑草科学研究所

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