会計プログレス
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剰余金の分配可能性に関する一考察
連結ベースの配当可能利益計算を視野に入れて
金田 堅太郎
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2005 年 2005 巻 6 号 p. 1-16

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抄録
 本稿は,主としてアメリカにおける剰余金分配(利益配当)の考え方の変遷を3時代に区分したうえで検討を加え,さらにそれぞれの時代における連結配当の実態または制度に基づく内容について検討するものである。会計上の資本と利益の区別が会社法上の剰余金分配の考え方と結びつくのは,分配可能財源を利益剰余金に限定した場合のみであるが,連結配当が機能するのは逆に分配可能財源を利益剰余金に限定しない場合かまたは分配可能財源をもとより問題にしない場合のいずれかであった。
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© 2005 日本会計研究学会
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