一橋大学 [日本]
山形大学 [日本]
筑波大学 [日本]
2014 年 2014 巻 15 号 p. 14-25
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管理会計実践度を異にする各医療法人群の財務業績を分析することにより,医療界での責任センター別損益業績管理の効果を明らかにし,その活用の妥当性を検証した。管理会計実践度が高い方が,医業利益率の平均値は高く,そのばらつきも小さい傾向が見られた。また分散分析及び多重比較の結果,管理会計実践度と医業利益率には有意な関係性が確認された。さらに重回帰分析により,採算性に影響を与えると考えられる他要因の影響を統制しつつ分析した結果,管理会計の実践は医業利益率を高めている可能性が高いことが明らかになった。
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