水戸済生会総合病院
2018 年 39 巻 2 号 p. 288-290
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アルコール性大腿骨頭壊死に伴う疼痛のコントロール目的にフェンタニル経皮吸収型製剤が処方されていた52歳男性が意識障害と呼吸抑制のため救急搬送された。フェンタニル経皮吸収型製剤が計7枚貼付されており, 意識障害と呼吸抑制の原因として麻薬中毒の関与を強く疑った。貼付剤を剝奪し人工呼吸器管理にて加療を行ったところ症状は軽快した。経皮吸収型製剤を使用している患者では貼付剤の過量貼付の可能性を常に考えなければならない。
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