抄録
今日求められる地域共生社会とは、より多くの人々が多様な形でその人なりの社会参加が実現でき
る社会である。その方法の一つとして考えられるのがボランティア活動である。しかし実際には精神疾患
や発達障害などにより他者との関係づくりが苦手な人が、スムーズにボランティア活動に参加できている
とは言えない。そこで研究会を立ちあげ、当事者の立場に立った事例研究を行った。本研究はその事例研
究の手法のあり方を研究し、社会に還元していこうとするもので、実際に事例研究に参加したメンバーに
フォーカス・グループ・インタビューを行い、KJ法により検証を行った。その結果、鳥瞰図的に視てぶつ
かりをプラスに評価できる理解者を増やすことや、ソーシャルワークの視点になり過ぎない等の視点を順
守すること等が挙げられた。