抄録
3年以上も続いてきたコロナ禍において、社会を動かすことがとても難しい子どもたちは、おおき な影響を受けながらも声をあげることもできず荒波に押し流されてきた。一方、感染症の感染拡大・感 染防止の世の中の動きの中で、子どもたちの学習環境の中に ICT が急激に入り込み、GIGA スクールが ぐんと進んだ。今、with コロナ社会にあっては、感染症という問題だけではないゆらぎを生きる私た ちにとって、福祉教育は一筋の光が見出せる何かを示す存在であることができるのだろうか。 本論文ではコロナ禍を経験し、Society 5.0 への技術変革が進む社会において、特に学校における福 祉教育に焦点化した福祉教育の価値を問い直すことを試みる。