日本福祉教育・ボランティア学習学会研究紀要
Online ISSN : 2432-4094
Print ISSN : 2432-4086
Iターンする中壮年男性の社会参加
参加動機と​相互関係を通した自己成長の変容プロセスに​着目して
内田 昭大石井 大一朗
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2026 年 46 巻 p. 2-15

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抄録
本研究は、地域活性化の担い手として期待されるIターン者に着目し、大都市外縁部へ移住する中壮年男性を対象に、社会参加の動機と、継続的な社会参加に向かう自己成長の変容プロセスを明らかにすることを目的とした。調査では複数動機アプローチを用いて参加動機を把握したうえで、抽出した自己成長動機に焦点を当て、複線径路等至性アプローチ(TEA)を用い変容プロセスを分析した。結果、Iターン者は内発的な成長欲求が参加動機の原動力であり、ライフスタイルの変化に伴い動機や価値観が段階的に形成され、その過程では仕事や育児との両立による葛藤や自己概念の「ゆらぎ」、内省、経験の変化が不可欠な要素として確認された。これらを経て他者や地域との相互関係が強まることで、責任ある役割を担う継続的な社会参加へと至る変容プロセスが示された。また、個人での関係構築が困難な場合でも、企業を介した地域とのつながりが有効である可能性を示唆した。
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© 2026 日本福祉教育・ボランティア学習学会
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