主催: 日本機械学会, 計測自動制御学会, システム制御情報学会, 化学工学会, 精密工学会, 日本航空宇宙学会
共催: 42の学会,協会などから協賛
本研究は一輪車操作を対象とし,搭乗者の操作を定量的に解析,評価する方法について検討する.一輪車操作は身体全体を連動しながら動作させるため,操作評価が複雑となる傾向がある.そこで,最も重要視される「搭乗者の重心移動」に着目し,サドル上にシート状の圧力センサを貼り付け,荷重中心の軌跡を計測する.荷重中心の軌跡と,サドルシート上に射影したZMPの関係から,搭乗者の操作技術を定量的に評価し,現状操作における欠陥の改善のために必要な訓練などにフィードバックする方法を検討する.