自動制御連合講演会講演論文集
第51回自動制御連合講演会
セッションID: 529
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センサ・アクチュエータ
屈曲振動円板を用いた非接触型超音波モータにおける回転速度特性のギャップサイズ依存性の測定
*中川 友裕山吉 康弘田村 英樹広瀬 精二
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抄録

 非接触型超音波モータはステータとロータの間(ギャップ空間)に生じる音響流を駆動力として、ロータがステータと非接触で回転し、ギャップ空間とステータの共振周波数が一致したとき高い回転速度が得られるとされている。今回、ギャップ長とロータ径を変化させ、回転速度のギャップサイズ依存性を測定した。その結果、ギャップ長が狭い場合、共振条件を考慮しなくとも回転するロータ径の範囲は広くなり、より高速回転が得られた。

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© 2008 計測自動制御学会
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