自動制御連合講演会講演論文集
第53回自動制御連合講演会
セッションID: 631
会議情報

高知におけるメカトロニクス
LED光の反射を使用したピーマンの果実の識別方法
*大崎 貴士岡 宏一北村 晋助社家 佑一朗立花 邦彦BACHCHE Shivaji
著者情報
会議録・要旨集 フリー

詳細
抄録
労働力不足の解消や農作業の援助などのためハウス園芸における自動化が期待されており,温度管理や水やりなどの自動化やナスやイチゴなど果菜類の収穫ロボットの研究開発が行われている.本研究では,ハウス園芸野菜の一つであり果実の認識が難しいピーマンを対象に,適期を判定し収穫を行うロボットの開発に取り組む.葉と果実が同色の緑色であるピーマンは,照明を用いた画像処理によって果実を識別できることが分かった.また,ステレオカメラにすることによってカメラと認識した果実の距離も検出できる.これらの技術を総合し,夜間のハウス内で認識実験を行った研究結果を報告する.
著者関連情報
© 2010 日本機械学会
前の記事 次の記事
feedback
Top