主催: 日本機械学会, 計測自動制御学会, システム制御情報学会, 化学工学会, 精密工学会, 日本航空宇宙学会
共催: 50の学会,協会などから協賛
近年、関係者のご尽力により科学技術関係経費(平成22年度予算:3兆5,700億円)の充実が図られていますが、大学の現場からは、研究費や国際交流経費等が足りない、との悲痛な声も聞こえています。 このような状況をふまえ、科研費をはじめとする日本学術振興会事業について、お役立ていただける情報を提供したいと思っています。とりわけ科研費は、我が国を代表する競争的資金であり平成22年度予算は2,000億円で、研究者の自由な発想による基礎から応用までの独創的・先駆的な学術研究を支援しております。研究者が申請しやすいよう、研究の目的・性格等に応じて基盤研究等の研究種目を設け、審査はピアレビューによる公正で透明性の高い審査・評価システム(審査員:約6,000人)により実施しております。経費についても、例えば、研究の進展に応じて、弾力的に使用内訳を変更したり、年度の繰越しも可能としています。 学術システム研究センターの研究員の方々のご努力により、研究者の立場にたった種々の改善状況等、最近の科研費制度についての理解を深めていただければ幸いです。