抄録
講演者が担当する岡山大学工学部システム工学科および大学院自然科学研究科博士前期課程機械システム工学専攻における制御工学関連の授業カリキュラムを紹介した後、講演者の研究室を事例として、学部4年次より研究室配属後の制御工学関連の教育の現状について述べる。
講演者の研究室では、空気圧ゴム人工筋を用いた福祉・介護ロボットの開発を中心とした教育研究を実施しており、制御工学はこれらのロボットを創り、動かすためのキーテクノロジーである。研究開発の性格上、医療・福祉現場や産業界との連携研究が不可欠であり、学生達は自ずとこれらの連携活動に組み込まれ、より実践的な環境の下で、制御工学への興味を高め、また、その重要性を認識することになる。
本講演では、講演者の研究室の研究内容を紹介するとともに、産学連携研究の事例において学生達が果たす役割について述べるとともに、それにより学生達に対する教育効果が期待される部分について私見を述べる。