主催: 公益社団法人 計測自動制御学会, 一般社団法人 日本機械学会, システム制御情報学会, 一般社団法人 電気学会, 公益社団法人 化学工学会, 公益社団法人 精密工学会, 一般社団法人 日本航空宇宙学会
共催: 国立大学法人 群馬大学, 53の学会,協会などから協賛
会議名: 第57回自動制御連合講演会
開催地: 群馬伊香保 ホテル天坊
開催日: 2014/11/10 - 2014/11/12
本研究では耐戦略性と個人合理性を考慮した直接負荷制御により,系統周波数制御の安定化を行う事を考える.まず,電力需要家と電力系統について数学的なモデル化を行う.そして,電力需要家と電力系統運用者の経済的効率性を考慮した直接負荷制御による系統周波数の制御方法を提案する.それと同時に,GrovesメカニズムとClarkeメカニズムを用いた電力料金の設計を行う事で耐戦略性と個人合理性の保証を行う.最後に,数値シミュレーションを通した検証を行う事で提案手法の有効性を確認する.