自動制御連合講演会講演論文集
第57回自動制御連合講演会
セッションID: 1B08-5
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OS モーションコントロール(2)
最大出力許容集合を用いたハードディスク装置のシーク終了判定 — 制御対象の変動に対してロバストな手法
*田中 崇裕鈴木 雅康平田 光男
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抄録

ハードディスク装置が安全にデータの読み書きを行うためには,磁気ヘッドが目標のトラックからある許容誤差範囲に収まらなければならない.しかし,磁気ヘッドが完全に許容誤差範囲に収まる時刻であるシーク終了時間を正確に判定することは難しい.この問題を解決する手法として,最大出力許容集合を用いる手法を提案してきた.本論文では,制御対象の変動に対するロバストな最大出力許容集合を用いてシーク終了を判定する手法を提案する.そして,シミュレーションでその有効性を検証する.

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© 2014 計測自動制御学会
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