日本クリティカルケア看護学会誌
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短報
A病院における呼吸サポートチームの活動報告と今後の課題
松山 周平佐野 文昭
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ジャーナル オープンアクセス

2023 年 19 巻 p. 157-165

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抄録

 A病院は高度急性期機能を備えた病院であり,急性期疾患から慢性期疾患にわたり,呼吸ケアに関する様々な課題を抱えている.その一助として,当院には呼吸サポートチームが存在する.チームは多職種で構成され,主な活動内容は,月に一回の院内スタッフに対する呼吸ケア関連の勉強会の実施,週に一回のチームによる対象患者の回診,月に一回のチームスタッフミーティングの開催の3点である.これらの活動を通じて判明した今後の課題として,呼吸サポートチームへコンサルトができる職種を拡大すること,マニュアルを簡略化した手順書の掲示,呼吸サポートチームとしての活動を維持することの3点が挙げられた.特に,3点目に挙げた活動の維持は最も重要な課題であり,そのためには院内での継続的な呼吸サポートチームの普及活動,さらにその臨床意義と有効性を裏付ける学術的アプローチも同時に必要である.

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© 2023 日本クリティカルケア看護学会
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