【目的】日本の現状に即したクリティカルケア看護師のMoral Distress尺度(Moral Distress Scale for Critical Care Nurses in Japan;MDS-CCNJ)開発の前段階として,ver.1の妥当性・信頼性を検討しver.2を作成する.
【方法】クリティカルケア看護師の倫理的問題に関する先行研究とMoral Distress体験の面接調査を基にMDS-CCNJのdraftを構築し,内容妥当性検討を通して37項目のver.1を作成した.これを用いて245名のクリティカルケア看護師にweb質問紙調査を行い,妥当性(項目分析・探索的因子分析)と信頼性を検討した.
【結果】有効回答は88名であった.項目分析で15項目,探索的因子分析で因子負荷量0.35未満の3項目を削除し3因子19項目を抽出した.Cronbachα係数は0.86~0.94であった.
【結論】19項目のMDS-CCNJ(ver.2)の妥当性・信頼性が確認できた.
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