日本顎咬合学会誌 咬み合わせの科学
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総説
RPD の設計とLongevity を考える
中等度以上の歯周炎患者に対する欠損補綴について
五十嵐 順正
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2024 年 44 巻 1 号 p. 16-26

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抄録

6 年ごとに実施される歯科疾患実態調査によれば近年,調査対象者の半数を越える達成率が示された.その一方,高齢 者では歯周ポケットが4 mm 以上のものは半数を超えるという.歯科を受診する「歯列欠損患者」および予備群への治療必要性は決して減少したわけではない.歯列欠損患者の成因の多くは歯周疾患であり,歯周治療が一応終了してもその病因傾向は持続すると思われる.したがって,歯列欠損患者の補綴治療には歯周病再発への予防策,すなわち病因となるプラークのコントロールが容易な補綴装置の設計・製作・保守(メインテナンス)が望まれる.今回の特集は種々な補綴装置の設計について,以上の観点から臨床家各位に検討いただいた.【顎咬合誌 44(1):16-26,2024

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