抄録
昨今の歯科におけるDX(デジタルトランスフォーメーション)は目覚ましいものがあり,ジルコニアやオールセラミックスなどのモノリシック素材を用いた修復をCAD/CAM で作製する補綴治療や,インビザラインなどのマウスピース矯正において歯科医院内で口腔内スキャナー(intoraoral scanner 以下IOS)を使用することがかなり普及してきている.当院でも2020 年にプライムスキャン(dentsply sirona)を導入して,CAD/CAM を使用した補綴修復は従来のシリコーン連合印象からIOS を用いた光学印象へとシフトしている.今回は日常の補綴修復でIOS をどのように使用しているかを症例を通して提示し,その有用性について報告する.