名古屋大学大学院情報学研究科社会情報学専攻 博士後期課程
2026 年 23 巻 1 号 p. 15-25
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本研究は、戦時期日本における南画鑑賞会の活動を事例に、美術の通信教育と文化政策の関連性および文化経済の形成を考察する。会員数約2万人規模を擁した同会は、教材の頒布・添削指導・展覧会の開催を通じて芸術学習市場を形成すると同時に、南画を「日本的精神文化」として国家イデオロギーに接続した。本分析を通じ、戦時下における民間文化事業の収益構造と持続可能性を明らかにし、戦時期における文化経済学研究の一端を示す。
文化経済学会〈日本〉論文集
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