東北大学・東北アジア研究センター
1998 年 1 巻 2 号 p. 81-86
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国の行財政改革の動きに伴って、1980年代後半から「公設民営博物館」(自治体が博物館を建設し、その管理運営を自治体が設立した財団法人に委託されている博物館) が増加している。本稿では公設民営博物館の増加の実態、その管理運営モデル、公設民営が導入された背景と当初考えられていたメリット、さらに現状への批判を整理する。最後に具体的な運営事例を紹介し、今後の公設民営博物館運営に向けての提言を行う。
文化経済学会〈日本〉論文集
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