群馬大学総合情報メディアセンター
2020 年 24 巻 1 号 p. 94-103
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群馬大学では,全学情報基盤システムの更新を行い,2018年4月より運用を開始した.本システムは,群馬県の被災やクラウドの障害を想定し,パブリッククラウドのMicrosoft Azureとプライベートクラウドである本学データセンタを利用した地理冗長を施した構成である.この中で,SSOや2段階認証機能を有する全学認証基盤を構築し,全教職員への2段階認証の導入を行った.本稿では,導入した全学認証基盤の地理分散の設計と,2段階認証導入時の状況,そこから得られた知見について報告する.
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