オンライン教育やテレワークが普及したことによりパソコンやスマートフォンなどの端末がWi-Fiを利用する機会や総数が増加している.Wi-Fi規格はWi-Fi4~Wi-Fi6などを経て現在ではIEEE802.11beのWi-Fi7が登場しており,これら規格を混在利用している例は多い.しかし,混在利用の状況下では各規格や機器の動作仕様差により接続不調や速度低下などの原因特定が困難である.本稿では,混在状況下の実環境にてデータ収集や測定を実施し,それらを分析することで当該状況に応じた無線LANシステムの設計を提案する.各機器のカタログ仕様や他組織の事例集だけを基とした設計ではなく,挙動把握を実環境で実施する重要性を主張する.