2025 年 29 巻 1 号 p. 282-287
大学運営における業務の効率化と質的向上が求められる中,業務自動化ツールの導入が注目されている.そこで,Microsoft社が提供するPower Automate Desktop(PAD)を活用し,大学事務職員を対象とした業務自動化セミナーを設計・実施した.セミナーは実際にPADを操作しながら学習する実践型形式で行われ,PADの基本操作から応用的な自動化フローの構築までを扱った.参加者への質問紙調査の結果,PADの理解度や演習の達成度,業務改善への意識において一定の効果が確認されたほか,PCスキルや業務自動化ツールの利用経験が成果に影響を与える可能性も示唆された.