日本呼吸器外科学会雑誌
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症例
内科的治療を行うも空洞が拡大するため左上区域切除を行った肺化膿症の1例
岡川 武日児内田 達男陶山 元一
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2007 年 21 巻 2 号 p. 188-192

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抄録
症例は20歳男性.血痰,左胸部痛を主訴に近医を受診した.胸部X線写真および胸部CT上,空洞を伴う結節影で娘結節などを認めず,肺化膿症と診断した.喀痰培養を行うも起因菌は同定できなかった.抗生剤治療を続けるも空洞が拡大するため,外科的治療を考慮し,まず全身麻酔下に経皮肺ドレナージを行った.空洞が薄壁化し,軽度縮小したため,一旦退院とした.しかし,空洞内にニボーを認めたため,根治目的にて左上区域切除を行った.気管支瘻などの合併なく術後経過は良好であった.
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© 2007 特定非営利活動法人 日本呼吸器外科学会
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