東京都立府中病院呼吸器外科
1999 年 13 巻 2 号 p. 132-135
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症例は49歳, 男性.ドック検診で右下肺野に20×18mmの腫瘤陰影を指摘され, その後増大傾向を認めたため, 精査目的で当科紹介となった.胸部X線胸部CTにて辺縁整, 境界明瞭な実質性腫瘤を認め, 経気管支鏡生検を施行したが, 確定診断が得られず, 中葉切除術を施行した, 摘出標本の病理組織学的診断で右中葉発生の神経鞘腫と診断された。肺内神経鞘腫は稀な疾患であり, 本邦では本症例が21例目の報告である.
日本呼吸器外科学会雑誌 呼吸器外科
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