北九州市立八幡病院呼吸器外科
2004 年 18 巻 7 号 p. 782-787
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症例は53歳男性.肺癌に対する右上葉切除術中に, double-lumentubeによる左主気管支損傷を認めた.縫合修復し術後経過は良好であった.分離換気は胸部外科において日常的な手技であるが, まれに重篤な合併症を惹起しうる.予防が大切であるが, 発生した場合には, 即座に対応しなければならない.このような合併症の発生を念頭において置くべきである.
日本呼吸器外科学会雑誌 呼吸器外科
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