抄録
本稿では、教科横断的なフランス語授業実践の効果について報告する。筆者らは3つの高等学校において「家庭科」、「音楽科」、「外国語(ドイツ語・中国語)科」、「社会科」の教科内容と関連づけた教科横断的なフランス語の授業を行った。これらの授業に参加した生徒たちのアンケートの回答やコメントの分析を通し、他教科と連携する意義や可能性について考察した。その結果、教科横断的なフランス語授業は総じて生徒たちから肯定的な評価を受けていた。また、言語の学びに留まらず、フランスの文化・社会など他教科とつながる内容面に関する豊富な気づきや、興味・関心の向上が見られた。