抄録
東京都立北園高等学校は、国際理解教育の一環として第二外国語教育に力を入れている伝統ある学校である。同校では英語以外にドイツ語、フランス語、中国語、ロシア語の4言語を履修することができ、かつ最大で3年間学ぶことが可能である。また、ドイツ語においては2010年にドイツ外務省プロジェクト「PASCH」のパートナー校として認定され、国内外において様々な形でドイツ語およびドイツとの繋がりを構築している。さらに、現在ではドイツの複数のギムナジウムとの学校間交流を実施するなど、日本とドイツの若き架け橋として大きな役割を担っている。本稿は、高等学校における多様な外国語学習の実践、およびコロナ禍における高校生の努力という観点から、近年の北園高校におけるドイツ語教育の発展や新たな取り組みについて報告する。