個人会員 国土技術政策総合研究所 沿岸海洋・防災研究部
2014 年 27 巻 3 号 p. 63-73
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要旨:IPCC第5次評価報告書に示された2050年と2100年の世界平均の気温上昇量と海面上昇量を使い,それに人口変化と海岸防護施設の天端を高める適応を加味し,高潮浸水による被害リスクの全国の空間分布と2100年までの50年間隔の変化を推計した.その結果,三大湾,瀬戸内海および有明・八代海沿岸で被害リスクが大きくなること,人口変化に比例して被害リスクが変化すること,想定した適応では2050年までは被害リスクが減少するがその後の50年間で増加することが分かった.
日本沿岸域学会論文集
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