2017 年 21 巻 2 号 p. 139-146
2型糖尿病患者の療養生活における同病者との繋がりの様相を明らかにすることを目的とし,老年期の2型糖尿病患者10名を対象に半構成的面接を実施し,質的記述的手法を用いて分析を行った.
その結果,繋がりの様相は6つのテーマに表すことができた.患者は内在する心情が影響し自分達の力だけでは繋がりに発展することが困難であること,同病者との繋がりには3つのパターンが存在すること,繋がりをもっているように見える患者であっても同病者との繋がりや自身の身体状態に不満足感を抱いていることが明らかとなった.よって看護師は患者の心情に配慮しつつ,パターンに応じた繋がりの勧め方を行う重要性が示唆された.