日本地震工学会論文集
Online ISSN : 1884-6246
ISSN-L : 1884-6246
論文
建築構造物への余震の影響に関する検討
-エネルギースペクトルとP-Δ効果に着目した考察-
竹ノ谷 幸宏石鍋 雄一郎半貫 敏夫秋山 宏
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2012 年 12 巻 4 号 p. 4_127-4_142

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抄録
東北地方太平洋沖地震では多くの余震が観測された。地震による影響の総合的な考察を与えうるエネルギーに着目して余震の検討を行った。また、余震によるP-Δ効果(見かけの耐力低下)の進展について地震応答解析により検討した。累積エネルギースペクトルより、今回記録された余震は、損傷の進展や増大につながるエネルギーを有していると考えられる。P-Δ効果により、本震で耐力低下した建物は、余震のような小さなエネルギーでも偏った方向への変形の増大が生じやすい。
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© 2012 日本地震工学会
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