日本地震工学会論文集
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論文
関東平野周辺の工学的基盤面における揺れやすさ特性のゾーニングに関する一検討
新垣 芳一栗田 哲史安中 正岡田 浩士
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2015 年 15 巻 7 号 p. 7_242-7_252

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抄録

関東平野周辺の地震観測点における工学的基盤面の揺れやすさ特性について、減衰5%の加速度応答スペクトルで表される平均応答スペクトル比(観測値/推定値)を指標に、その空間分布図を作成し、地形や地質の分布との対応度合いを検討した。検討結果を踏まえた上で工学的基盤面の揺れやすさ特性についてゾーニングを実施した結果、関東平野周辺は8つのグループに分類された。平均応答スペクトル比の主なる傾向は次の通りである。(1) 海岸低地では1倍程度である。(2) ローム台地では短周期側で千葉・茨城方面は大きく、東京・埼玉方面は小さい。(3) 相模平野では盆地構造が影響して固有周期1秒付近で大きくなる。(4) 古い時代の地質の地域では全体的に小さい。

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© 2015 一般社団法人 日本地震工学会
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