株式会社サイエンステクノロジー
京都大学複合原子力科学研究所
2018 年 18 巻 5 号 p. 5_191-5_196
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建物基礎近傍地盤を対象に,地盤の不均質性の分布性状及び入力地震動特性の違いが地震動空間変動量及び基礎のすべり安定性へ及ぼす影響を等価線形化手法による2次元FEMモデルを用いた数値実験に基づいて評価した.不均質分布をランダムとした場合より空間相関構造を有する場合の方が,コヒーレンスの低下,フーリエ振幅のばらつきの増加及びすべり安全率の増加が顕著となった.また,入力地震動の周波数特性及び経時特性の違いによる影響も見られた.
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