日本地震工学会論文集
Online ISSN : 1884-6246
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論文
ネパール・パタン地区の歴史的組積造建物を対象としたゴルカ地震による固有振動数低下要因の検討
古川 愛子花房 陸斗清野 純史Rishi Ram PARAJULI
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2019 年 19 巻 2 号 p. 2_70-2_86

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抄録

2015年4月25日にカトマンズの北西約80kmを震源とするゴルカ地震が発生した.カトマンズ・バレーの主要都市の一つであるパタンでは,旧王宮広場の組積造建造物が倒壊するなどの被害が生じた.本研究が対象とする2階建ての組積造建物は,旧王宮広場から徒歩5分ほどの距離にあり,集会所として利用されている.倒壊は免れたものの,目視調査により,建物内の数カ所にひび割れが確認された.また,ゴルカ地震前後に行われた微動計測により,建物の固有振動数が低下したことも明らかになっている.本研究では,地盤の常時微動のH/Vスペクトル比により補正した集会所地点の地震動を,集会所の数値解析モデルに入力した地震応答解析により,建物の固有振動数の低下要因を検討することを目的とする.

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© 2019 公益社団法人 日本地震工学会
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