名古屋大学減災連携研究センター
名古屋大学大学院環境学研究科
2025 年 25 巻 2 号 p. 2_109-2_118
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常設の振動実験・観測機材による振動実験及び地震・微動観測を継続的に実施し,免震建物・免震装置の長期稼働後や被災後の性能評価を目的とする.対象とする免震建物はジャッキによる初期変位140mmの自由振動実験,構造物をマスとして加振する強制振動実験の設備があり,加速度,相対変位,オイルダンパー減衰力,擁壁土圧など多様な計測を行っている.本論では,振動実験と地震観測・常時微動計測による建物と免震装置の特性評価と,竣工から9年間の実験概要,得られた特性の傾向から長期モニタリングの可能性を検討した.
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