日本腹部救急医学会雑誌
Online ISSN : 1882-4781
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原著
DPCデータからみた急性膵炎の在院日数および医療費の分析
─重症度に関する検討─
村田 篤彦真弓 俊彦岡本 好司
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2015 年 35 巻 4 号 p. 361-365

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抄録
DPCデータを用いて,急性膵炎患者の在院日数および医療費を重症度別に比較を行った。DPC対象病院である1,128施設において急性膵炎患者39,712例を対象に,急性膵炎の重症度の指標である予後因子スコアを0点(22,097例),1点(9,897例),2点(4,012例),3点(1,851例),4点(833例),5点(483例),6点以上(539例)の7群に分類し,在院日数および医療費に関して比較を行った。予後因子スコアが増加するにつれて,平均在院日数および医療費は有意に増加し(p<0.001),またCT gradeを含めた重回帰分析では,予後因子スコアが1上がる毎に2.49日および149,611.2円,CT gradeでは4.55日および225,884.6円の在院日数および医療費の増加を認めた(p<0.001)。本研究により,細分化された重症度に応じたDPCにおける医療点数の設定の重要性が示唆された。
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© 2014, Japanese Society for Abdominal Emargency Medicine
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