日本腹部救急医学会雑誌
Online ISSN : 1882-4781
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特集:ERCPのトラブルシューティング
内視鏡下胆管ステント留置困難例の対策
鈴木 修司出雲 渉山本 雅一
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2016 年 36 巻 1 号 p. 87-90

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抄録
(目的)膵頭部腫瘍は黄疸や急性胆管炎のため,Tokyo guideline 2013にて内視鏡下胆管ドレナージが推奨される。内視鏡下胆管ドレナージ困難例に対する工夫を検討した。(方法)対象は2012年3月から2013年8月までの内視鏡下胆管ステント留置術274例の内,ステント留置困難5例(1.8%)である。(成績)5例は全例膵頭部癌で,胆管挿管困難は3例,十二指腸狭窄によるERCP挿入困難は2例であった。胆管挿管困難例はすべてPTBDを施行し,内瘻化した。1例は後日内視鏡下胆管ステントを挿入した。十二指腸狭窄例は十二指腸ステントを挿入した後内視鏡下胆管ステントを挿入した。5例とも合併症は認めなかった。(結語)膵頭部腫瘍による胆管閉塞では内視鏡下胆管ドレナージがfirst choiceであるが,挿管困難の際はinterventional radiologyを併用した手技の対応が重要である。
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© 2014, Japanese Society for Abdominal Emargency Medicine
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