日本腹部救急医学会雑誌
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症例報告
単孔式腹腔鏡下胆囊摘出術を施行した胆囊捻転症の2手術例
阪野 佳弘古川 健太種村 匡弘三賀森 学西塔 拓郎赤松 大樹
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キーワード: 胆囊捻転症, 腹腔鏡, 単孔式
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2019 年 39 巻 3 号 p. 583-586

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抄録

胆囊捻転症は,胆囊壁の血行障害をきたし急激な壊死性変化を起こし,緊急手術が必要となる疾患である。今回,われわれは胆囊捻転症に対して単孔式腹腔鏡下胆囊摘出術で救命し得た2例を経験した。症例1は90歳,女性で激烈な腹痛と発熱を主訴に来院された。CT検査とMRCP検査で胆囊捻転症と診断し,緊急手術を施行した。症例2は74歳,女性で同じく腹痛と発熱を主訴に来院し,急性胆囊炎の診断のもと緊急手術を行ったが,術中に本症と診断した。2例とも単孔式腹腔鏡下でアプローチし胆囊捻転を解除後に胆囊摘出術を施行することができた。

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© 2019, Japanese Society for Abdominal Emargency Medicine
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