日本腹部救急医学会雑誌
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症例報告
胆囊穿孔の9例
宇高 徹総香西 純浅野 博昭久保 雅俊黒川 浩典
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キーワード: 胆囊穿孔, CT, 術前診断, 重症度
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2019 年 39 巻 6 号 p. 1167-1170

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抄録

胆囊穿孔は急性胆囊炎,外傷,腫瘍などにより,胆囊が穿孔した状態を指す。2008年から2018年の11年間に当科で手術を施行した胆囊穿孔9例を検討した。年齢は62~92歳(平均82.3歳)で,男性5人,女性4人であった。術前に9例中8例に胆囊穿孔と診断できた。全例に開腹胆囊摘出術を施行した。病理組織学的所見では7例が壊疽性胆囊炎による穿孔,2例が胆囊癌の穿孔であった。術後経過は良好であった。とくに,重症度分類Grade Ⅲの胆囊穿孔では緊急手術が重要と思われた。

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© 2019, Japanese Society for Abdominal Emargency Medicine
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